私が所属している株式会社MAXでは、通常の土木工事に加えて、「モルタル造形」や「スタンプコンクリート」という景観舗装に関する仕事も受注しています。スタンプコンクリートとは、コンクリート面にスタンプと呼ばれる型を使ってパターンを施したり彩色したりして、自然石やレンガ・枕木などの風合いを表現するものです。一般住宅はもちろん、マンション・公共施設・テーマーパークなど幅広い場所で使われており、実は皆さんが日々身近で目にされていると思います。
　私自身はマツモトグループ入社前に、塗装の会社、土木の会社にいました。現在のMAXの仕事は、偶然ではありますが両方の会社の知識や経験が生かされる場面がたくさんあります。
　スタンプコンクリートは実は突出した技術はあまり必要ありません。しかしお客さんから「どういう色の組み合わせがよいでしょうか」と質問され、自分の知識や経験を基に「こんなことができます」「こういうのはどうですか」と提案する力が求められます。決められたこと突き詰めてこなすことが好きなタイプより、遊び心のある人が楽しめる仕事内容かもしれません。

認知されていない＝ビジネスチャンス

　松本建設本体も仕事量・業務内等ともに成長中ですが、もちろんMAXもそうです。
　京都ではいち早くスタンプコンクリートを取り入れ、もう15年以上になりますが、実はまだまだスタンプコンクリート自体が認知されていないことも多い。認知されていないということは、裏返すとビジネスチャンスがまだまだたくさんあるということです。私自身も普段からMAXのパンフレットを持ち歩くようにしています。どこでどんなふうに仕事につながっていくか分からないですから。
　人員は仕事の増加量に対して正直足りていないですね（笑）。仕事をする上で何がポイントか、どこに力を注ぐべきか、ということを見極めることのできる感性を持っている人であれば、未経験でも活躍できると思います。

求む！自分の力を試したい人

　成長途中の会社で働くということは、自分の行動一つ一つが結果にのしかかってくるという厳しさもありますが、その分かなりのやりがいがありますし、自分を高めることができます。
　今のMAXとしての大きな目標は大阪万博の仕事を受注することです。今のMAXの知名度や実績からは、決して夢のような話ではないと思っています。これからの道のりももちろん楽ではないと思いますが、それを理解した上で自分の力を試したいという人を中途でも新卒でも大歓迎します。